新商品などの発表の際に、メディアやライターさんを呼んでイベントを開催したり、
プレスリリースを打つことは既にあちこちで行われております。
近頃はより多くの周知を狙って、イベントの模様をネット配信するケースも増えています。
最近では情報量の増加に伴い、広告の効果が薄れてきているのが現状です。
その点メディア掲載やプレスリリースなどの重要性がどんどん上がってきています。
※総務省によると10年前に比べ接触する情報量は637倍に増加しています。
新サービス・新商品の発表を控えているご担当のみなさま、
弊社でイベントのインターネット配信をしてみませんか?
Contents
今回ご紹介するケース
今回は、ゲームセンターに新しく設置される、ゲーム筐体のリリースイベントの模様をネット配信いたしました。
配信場所はDJイベントなどが行われるような所で、ゲームメディアと一般のお客さんで溢れている会場。
ゲームプレイの模様とDJイベントを、複数台のカメラを持ち込み、会場の雰囲気や盛り上がりをお伝えしました。
クライアントさんのご要望をお伺いします。
今回は制作会社さんとクライアントさんがそれぞれいらっしゃる現場でした。
お話としては制作会社さんから配信代行のご依頼を頂いたのですが、
当日の配信を滞りなく進めるために、制作会社さんはもちろん、
クライアントさんとも直接お話をさせて頂き、ご要望をお伺いしました。
ロケハンの時は「配信出来るだけのネット回線の確認」「機材のセッティング」「どこに何を置くか」
などを配信する会場に出向いてチェックを行いますが、
今回はクライアントさんの会社にも出向いて、筐体から音声や映像が取れるかもチェックいたしました。
ロケハン・リハ・本番とご要望が変わられることもありましたが、
その度に弊社からご提案を差し上げました。
最終的には多くのリクエストにお答えするカタチで持ち込み機材も多くなりましたが、
より良い配信をお送り出来たのではないかと存じます。
配信サービスの選出
配信はYoutubeのみで行いました。
「YouTubeLive」「ニコニコ生放送」「Periscope」の3サービスをご提案いたしましたが、
・クライアントさんが公式のYoutubeチャンネルを開設済み
・ニコニコ生放送の公式生放送だと放送枠を取る等の費用が掛かる
→放送枠を取ることに予算を回すよりは別のところに予算を回したい
というご要望がありました。
視聴者の分散を避ける意味もあり「YouTubeLive」の1サービスのみで配信をいたしました。
配信機材やカメラ&カメラマンの手配
イベント進行は制作会社さんの方で行われるとのことでしたが、
配信機材は無いとの事でしたので、機材からカメラも弊社から持ち込みを。
カメラマンの手配も弊社で行いました。
どんな映像と音声を流すか、絵作りのご要望もございましたので、
カメラの配置や画角などをご提案差し上げました。
カメラは3台持ち込みました。
定点カメラは2台(会場後ろからステージを映すカメラと、ステージ脇に固定カメラ)
ステージ上にもカメラマンを配置して演者さんを映す事も欠かせません。
ご要望や問題をどう解決していくか
配信機材の置き場所の確保
イベント配信前にはゲーム筐体を用いての体験会が実施されておりました。
大きな筐体が会場に置かれており、来場していた多くのお客さんが溢れかえっていました。
そのため配信機材の置き場所や弊社スタッフが使えるスペースは必要最低限でした。
今回は時間もギリギリで機材も多くセッティングも複雑でしたし、
会場のお客さんの動線も確保しないといけません。
会場のモニターの縦横比が違う
また、配信の映像セッティングをする際、会場のモニターの縦横比が2:1で、今の主流である16:9ではありませんでした。
(配信会場に映像を映すモニターがあっても、未だ縦横比が16:9で無いこともあります。)
そのままだと比率が合わず映像が綺麗に映らなかったので、
2:1の映像を別途制作して流すなど、制作会社さんと連携してご対応いたしました。
(あらかじめロケハンをしていたのでご対応出来ました。ロケハンは大事です。)
スタッフの間で無線マイクを使用
会場の音が大きく、通常会話での指示出しが通らない事が想定されました。
また、カメラマンが撮っている映像と、配信で流れてる映像が違う(16:9と2:1)ので、
カメラマンとスイッチャー側とで連携のために無線マイクを準備しました。
結果、より良い映像を視聴者さまにお届けする事が出来ました。
会場の条件も厳しく、クライアントさんのご要望も多かった中で、
1つ1つ問題に対してご提案を差し上げ、無事配信に至ることが出来ました。
弊社からのご提案
ゲーム画面では無く「ゲームで遊んでいる様子」を配信
ゲーム映像だけだと遊んでいる人がどうやって遊んでいるかが見えないので、
どうゲームを楽しんでいるかが伝わりづらいという問題があります。
特に今回は新しい筐体なので、ゲームの映像よりもどういう遊び方をするのかを優先して流す必要がありました。
具体的には「遊んでいる様子を背面から」&「遊んでいる人の表情を別カメラで」1台ずつカメラで撮って同時に流す、といった事を行いました。
ステージの合間の時間はフタ絵で繋ぐ
今回のイベントではDJイベントも行われましたので、DJ機材の入れ替えの事も考えなければいけませんでした。
機材をステージに置いておく手もありましたが、見栄え的には良くありませんでしたので、
ステージの合間の時間、配信映像はフタ絵(準備中であることをお知らせする画像)を使うことで
時間をつなぐご提案をいたしました。
お客さんの頭を映す
イベントの様子・盛り上がりがわかるように、あえてお客さんの頭が見えるような映像にしました。
(逆にお客さんの頭が見えないように映すことも可能です)
今回の費用
出張配信の「カスタマイズ配信プラン+応相談」で約350,000円
・スタッフ追加(合計7人)
・機材の運搬あり
・映像系の機材もすべて持ち込み
・カメラにカメラマンがベタづき
※当日だけでなくロケハン時のスタッフの交通費・音響映像チェックも込みでの価格
※今回は別途対応などかなりカスタマイズを掛けております。ぜひ一度ご相談ください。
pinetreeより
都内や大都市圏でリリースイベントが行われることは増えてきましたが、
『お披露目・プレスリリース 兼 一般の方たちへの周知』と言う事を考えますと、
特に地方在住の方々への周知・拡散には、ネット配信する利点が大きく出て来ます。
例えばゲーム業界では、プレスリリースのリアルタイムでのネット配信が常識的になってきていますが、
ゲーム以外の発表イベントでも、今後ネット配信は増えていくと思います。
プレスリリースや発表イベントがある際はインターネット配信をご検討されてはいかがでしょうか?
ぜひ一度お問い合わせください。